第九十五代の花園法皇さまは、ご退位の後、位を後醍醐天皇に譲られ、ご 自分は仏門に入って、禅のご修行に励まれ、遂に大悟されました。
当時の乱世を憂えられて、これを救うには仏教の教え、しかも禅の教えに よらねばならぬとご決意されました。花園の離宮を禅寺とし、無相大師さま をご開山として迎えられ、妙心寺が創建されたのであります。
後に御病気となられた花園法皇さまは、妙心寺の後事を開山無相大師さま に托されました。そのお手紙を御宸翰といいます。その中に、花園法皇さま の御心が示されております。

その中でも特に中心となる精神が「そのありがたい恩徳に報謝し、仏法を 興隆したいとの志は寝ても覚めても忘れたことはない」という御心でありま す。この熱烈なる救世の御精神が、妙心寺の教えの源泉であります。

花園法皇さまのお徳は、私たち檀信徒の師表でもあります。そうしたとこ ろから檀信徒の会にこの「花園」の名をいただいたのであります。
また、花園法皇さまが自ら得られたお悦びを人々にも味わっていただきたい との念願をうけつぎ、同信同行の自覚に立って、力をあわせて教団を護持 してゆこうというのが「花園会」の趣旨であります。
更にことばをかえていえば、会員一人ひとりが心の花を咲かせ(仏心に目 ざめ)、家庭、社会を住みよい「心の花園」にしようという意味をも含んで いるのであります。

おかげさま運動

趣旨(運動を始めた理由)大本山妙心寺が開かれた650年前の社会世相と現代の社会世相とは、人 間不信という言葉でいい表わされているごとく、人々が孤立化しているとい う点にお...

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妙心寺派の教え

開山無相大師さまの「ご遺誡」と開基花園法皇さまの「ご宸翰」の中から、三つの宗門の柱を見い出すことができます。1、「汝等請う其の本を務めよ」(ご遺誡)自己とは如何な...

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法話

平成16年 (2004)からの法話です

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花園会活動報告

ご親化授戒会のおすすめこの度、愛知西教区定期ご親化授戒会、並妙興寺開山大應国師700年遠諱 中興開山南化国師400年遠諱の報恩授戒会を、大本山妙心寺派管長貌下をお迎 えし...

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座禅・写経・法話の会紹介

誰でも参加できる花園会活動の寺院を紹介します。参加される場合は、事前にお寺様に問い合わせて下さいね。坐禅会一覧写経会一覧その他坐禅会一覧平...

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お祝い

菩提寺へ申し出で下さい。長寿の方に記念品が花園会会員で、米寿(88歳)百歳を迎えられる方、および米寿以上のご高齢の方で、まだ祝品を受けておられない方を対象に、管長...

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会員の日暮らし(信心のことば)の意味

わが身をこのまま空なりと観じて静かに坐りましょう。「空」は、〈空しい・無い〉だけの意味ではありません。私たちの身は、病んだり、老いたりして刻々に移り変っていくものであります。そ...

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おかげさま(花園会たより)

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御詠歌

ご挨拶 平素は無相教会の活動にご協力賜り誠にありがとうございます。さてこの度、皆様に花園流御詠歌に親しんでいただきたいと思い、CDを制作いたしました。お寺での開山忌お盆お...

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